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  この年も遂に軽井沢へ逃暑行
  絹(シルク)の如き風吹きいたり
 アルトの海上(うながみ)八己子さんが歌集『絹の風』(本阿弥書店)を出版されました。

海上八己子歌集『絹の風』

 「風は目に見えるものではないけれど、絹の光沢をもって艶やかにながれ都会の喧騒と蒸し暑さを逃れて来た海上さん御夫妻をやさしく包んだことだろう。作者の故郷信濃はかつて養蚕の盛んな地でもあった。故郷を偲ぶよすがの風とも言えそうだ。気負うことない自由闊達な詠風は人生を存分に燃焼されて来た方であるという証しかもしれない」。これは序に書かれた選者の長澤ちづ先生の文章です。
 海上さんはあとがきで「私は二十四歳で結婚して東京に出てまいりました。……途中三十年間、『主婦の友』社の婦人記者として勤め、“夜討ち朝駆け”で働きに働いて定年になりました。思いみれば人様の本ばかり作って『わが身に一冊もなきぞかなしき』の思いしきりでございました。そうだ終りの一冊は短詩型、三十一文字の短歌で行こうと考え、早速近くの短歌教室へ駆け込みました」と書いておられます。
  わが家には米寿となりし夫のいて
  庭掃きくるるありがたきかな
 『絹の風』は素敵な短歌が沢山詠まれていて、一首一首をぜひ皆様にも御紹介したくて、合唱団の受付へ本を置いておきますので、よかったら御覧下さいませ。年を重ねる事が素晴らしい事に感じられ、勇気付けられた本でした。まだまだ学べるのだと……。あなたの後を付いて行きたい。(アルト 山川武子
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